秋の釣りで注意!ヒョウモンダコだけじゃなく毒魚にもご用心
秋のレジャーとして人気の釣りを楽しむ際には、ヒョウモンダコだけでなく注意が必要な毒魚がいます。特に気をつけたい危険な生物について知っておきましょう。
ヒョウモンダコとは?
ヒョウモンダコは、美しい外見とは裏腹に、唾液にテトロドトキシンという猛毒を含んでいます。この毒はフグの毒としても知られており、少量でも人体に致命的な影響を及ぼす可能性があります。釣りや海水浴などで見かけても、絶対に触らないようにしましょう。
危険な魚一覧
以下のような毒を持つ魚にも注意が必要です。
ハオコゼ
特徴:ヒレに毒を持つ。
危険性:刺されると強い痛みや腫れを引き起こす。
注意点: 釣りの外道として釣れることが多く、不用意に触って刺されるケースがあります。死んでいても毒は残っているため、触らないように注意が必要です。
ゴンズイ
特徴:見た目ナマズに似て、毒のあるヒレを持つ。
危険性:刺されると激しい痛みを伴う。
注意点:死んでも毒性が失われないため、釣り上げられたゴンズイに不用意に触らないように注意が必要です。
ヒョウモンダコ
特徴:青いリング模様がある美しいタコ。
危険性:テトロドキシンという強力な毒を持つ。触れると非常に危険。
フグ
特徴:主にフグの内臓(特に肝臓や卵巣)を摂取することで発生。
危険性:中毒症状は食後20分から3時間程度で現れ、重症の場合には呼吸困難で死亡することがある。
フグを食べる際には、専門家による調理が必要です。
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フグの養殖技術が変えた食の安全性について
釣りを安全に楽しむために
- 安易に触れない: 見慣れない魚や、ヒョウモンダコ、ゴンズイなど、毒を持つ可能性のある魚には安易に触れないようにしましょう。
- 手袋を着用する: 釣りをする際は、手袋を着用し、素手で魚に触れることを避けるようにしてください。
- 専門家に相談する: 毒のある魚を釣ってしまった場合は、自分で処理しようとせず、専門家(漁師や海水浴場の監視員など)に相談しましょう。
- 知識を身につける: 釣りをする地域の危険な生物について事前に調べて、知識を身につけておくことが大切です。
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