
養殖業者必見!山口県秋穂地区のクルマエビ供養祭とエビ狩り選手権、餌について
クルマエビ供養祭
山口県の秋穂地区(クルマエビ養殖発祥の地)で11月7日、恒例のエビ供養祭が開催されました。この供養祭は、地域の経済と観光に貢献しているクルマエビへの感謝を込めて毎年実施されています。供養祭の後、地元の保育園児たちによるクルマエビの放流が行われました。
あいおえび狩り世界選手権について
山口市秋穂地区は、毎年8月に開催される「あいおえび狩り世界選手権」で有名です。
1. 大会の概要
- 開催時期:毎年8月
- 開始年:1991年(旧秋穂町のイベントとして発足)
- 会場:中道海水浴場内のあかせビーチ特設会場
2. 競技内容
- 約15,000匹のクルマエビ(体長約15cm)を仕切られた区域に放流
- 制限時間40分での手づかみ捕獲競争
- 捕獲したエビは参加者の持ち帰りが可能
3. 参加方法
- 秋穂観光協会での事前申し込みが必要
- 抽選で1,600人が選考
- 人気イベントにつき、例年20〜30倍の競争率
クルマエビ養殖の餌について
養殖クルマエビの本格的な出荷は12月から開始されます。それまでに養殖場で使用されるエサをご紹介します。
【林兼産業】が製造しているクルマエビのエサは、成長段階に合わせた飼料で養殖業者にご利用いただいている飼料です。
1.クルマエビの体長に合わせての8種類の飼料を用意しています。
稚魚用
- 車海老稚えび用1号 (体重 P3〜P7)
- 車海老稚えび用2号 (体重 P8〜P19)
- 車海老稚えび用3号 (体重 P20〜0.04g)
- 車海老稚えび用4号 (体重 0.04g〜0.1g)
- 車海老稚えび用5号 (体重 0.1〜0.5g)
※「稚えび」をP3とかP7などと表示します。Pというのはポストラーバ(後期幼生)のことでエビの姿になってから3日目とか7日目の稚えびのことを、頭文字と日数で表示します。
育成用
- 車海老シグマP-1 (体重 0.5〜2.5g)
- 車海老シグマP-2 (体重 2.5g以上)
- 車海老ビタミン強化P-2 (体重 2.5g以上 ビタミンを強化)
2.高い嗜好性と優れた保形性により池の水質維持に貢献
3.エビの成長促進と歩留まり向上に効果的
4.活力向上による養殖効率の改善
→ 関連ページ
クルマエビのエサの詳細説明
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まとめ
品質の良いクルマエビを育てるには、日々の丁寧な管理と適切な餌の選択が重要です。養殖場で使用されている【林兼産業】のクルマエビのエサをぜひご利用ください。
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