知って安心、フグの真実 – 養殖技術が変えた食の安全性 - 飼料・肥料販売店 富士
トラフグ

知って安心、フグの真実 – 養殖技術が変えた食の安全性

4月14日、山口県防府市のフグ食中毒事件

  • 被害者: 40代男性
  • 原因: 自身で釣ったフグを素人調理
  • 症状: 足の脱力、手のしびれ
  • 結果: 緊急入院、生命の危機
  • 原因物質: テトロドトキシン

テトロドトキシンの毒性

テトロドトキシンは、フグや一部の他の海洋生物に由来する非常に強力な神経毒です。

この毒はフグの内臓や卵巣、一部の筋肉に含まれています。人がテトロドトキシンを摂取すると、以下のような症状を引き起こします。

  • 麻痺: 口や手足が動かなくなることがあります。
  • 呼吸困難:呼吸が浅くなったり、苦しく感じることがあります。 
  • 嘔吐や吐き気:腹痛や吐き気が生じる事があります。 
  • 意識障害: ふらつき、めまい、最悪の場合は意識喪失に至ることがあります。

フグ料理を安全に楽しむための基礎知識

1.釣ったフグを自家調理しないこと!
2.特に、卵巣や肝臓などの内臓は、絶対に食べないこと!
3.フグ処理師の免許を持つ人が調理したものを食べる!

安全なフグ調理のために

フグ料理には、厳格な国家資格が必要です。これにより安心・安全な料理が提供されます。

必要資格: 専門の調理師免許
試験内容
 1. 学科試験(フグの生態、毒性)
 2. 実技試験(解体・調理技術)
 3. 年間数百時間の特別訓練

信頼できるフグ料理店の選び方

  • フグ調理師免許を持った調理師が在籍しているお店
  • 新鮮なフグを使用しているお店
  • 衛生面に配慮しているお店

最新の養殖技術がもたらす進化

1.最新の養殖技術により、安全性が格段に向上

  • 厳格な餌管理
  • 環境コントロール
  • 定期的な毒性検査

2.トラフグの養殖に利用されている飼料の紹介

林兼産業 
  「ホワイト」シリーズ 沈下性  
  「ホワイトフロート」 シリーズ  浮上性

中部飼料 「トラフグEP」シリーズ

飼料の購入はこちらからどうぞ

■関連するページ
【中部飼料】「トラフグEP」の紹介と購入のページ

安全にフグを楽むために

フグは、適切な知識と技術で調理すれば、安全で美味しい料理です。ご自宅での調理は絶対に避け、専門のフグ料理店を利用しましょう。

 LINE公式アカウント 

養魚・家畜・肥料 販売店 富士の公式ネットショップです。様々な餌や飼料をご準備しております。クレジット決済については別サイトにて対応しておりますので、お気軽にお問い合わせください。

こちらの記事も読まれています。

  • 優良和牛を育てる 〜共進会と代用乳、育成飼料のご案内〜優良和牛を育てる 〜共進会と代用乳、育成飼料のご案内〜 山口県内で生まれた和牛の品質を競う「山口県畜産共進会第72回共進会」が行われました。そこで、この記事では、共進会と出品する和牛の育成に使用される代用乳と育成飼料について紹介します。 共進会概要 開催:2024年11月12日に山口市 対象牛:県内産の生後11か月から28か月齢の牛40頭 目的:和牛の更なる改良を目指す 審査内容:皮膚の質感、被毛の密度など評価 […]
  • 地元の伝統を守る「右田お田植え祭」開催と田植えを成功させるポイント地元の伝統を守る「右田お田植え祭」開催と田植えを成功させるポイント 地元の子どもたちが早乙女姿で田植えを行うお田植え祭が防府市で開かれました。 「右田お田植え祭」戦前まで行われていた伝統行事で戦後、途絶えていましたが子どもたちの体験学習などを目的に1990年に復活、今年で34回目です。 イセヒカリの苗を1本1本丁寧に子どもたちは植えていきました。伝統を守り続けるこの行事は、地域の絆を深める大切なイベントです。 この記事では、このように子 […]
  • ヒラメ養殖について考える、沈下・浮上性飼料の使い分けテクニックヒラメ養殖について考える、沈下・浮上性飼料の使い分けテクニック ヒラメの養殖は、日本の水産業において重要な位置を占めています。その成功には、適切な飼料選択と管理が欠かせません。本記事では、ヒラメの健康と成長を最大化するための沈下飼料と浮上飼料の特性と、効果的な使い分け方について解説します。 沈下飼料と浮上飼料の基本特性 沈下飼料の特徴 水底に沈むように設計されており、底生魚であるヒラメの習性に適しています。 水中での安定性が高 […]
  • 小学生700匹のアユを放流!丈夫な稚魚を育てる秘訣とは小学生700匹のアユを放流!丈夫な稚魚を育てる秘訣とは 子どもたちの笑顔あふれる放流イベント 山口県周南市の河川に4月30日、地元の小学生がアユの稚魚を放流しました。山口市の養殖場で育てられた全長7~8cmのアユの稚魚およそ700匹です。放流の目的は、地元の老人クラブの「ふるさとの山や川に親しんでほしい」との願いです。初めてアユを見たという子どもたちは、アユが泳いでいく姿に興味津々の様子でした。 アユの放流が重要なのか? 近 […]
  • プロが認める高品質飼料:林兼産業「ホワイトフロート育成7号」ユーザーレビュープロが認める高品質飼料:林兼産業「ホワイトフロート育成7号」ユーザーレビュー 当店で販売している「ホワイトフロート育成7号」(フグ・ヒラメ用浮上性飼料) 本記事では、製品の特徴、実際のユーザーからの声、そして意外な使用例まで、詳しくご紹介します。養殖の効率化と品質向上を目指す方々にとって、必見の情報をお届けします。 製品概要 対象:600g以上のトラフグ、200~400gのヒラメ 特徴:養殖業者に信頼される浮上性の育成用飼料 成分:高配合 […]
PAGE TOP