美しい芝生作りの5つのステップ【タキイ種苗の芝生種子のおすすめ】 - 飼料・肥料販売店 富士

美しい芝生作りの5つのステップ【タキイ種苗の芝生種子のおすすめ】

庭や公共スペースの美しい芝生は、癒しと美しさを届けてくれます。ここでは、プロが教える芝生づくりの5つの重要ステップと、タキイ種苗のおすすめ種子をご紹介します。

1. 床土の準備:美しい芝生の基礎

芝生の成功は、土台作りから始まります。以下のポイントに注意しましょう。

  • 土壌は砂の多い排水性の良い土壌が理想的です
  • 表土を20〜30cm程度耕します
  • 土に砂と有機質土壌改良剤を均一に混合します
  • 石、木の根、雑草を取り除きます

2. 草種の選定:環境に適した芝生を選ぶ

芝生は大きく「日本芝」と「西洋芝」に分類されます。それぞれの特徴を理解し、環境に最適な種類を選びましょう。

日本芝(暖地型)

  • 日本の気候に自生する芝生
  • 夏場の高温に強い
  • 代表的な品種:高麗芝、野芝、姫高麗芝
  • 主に関西以西の温暖な地域に適しています

西洋芝(寒地型)

  • 海外から輸入された芝生
  • 冬の寒さに強い
  • 代表的な品種:「ベントグラス類」 「フェスク類」 「ブルーグラス類」 「ライグラス類」
  • 関東や東北など、寒冷地域に向いています

3. 種子の選定:高品質な種子

美しい芝生の第1歩は、優良な種子の選択です。

  • 雑草や異物の混入がないこと
  • 発芽率が高いこと
  • 明確な品種と適切な保管状態であること
  • タキイ種苗のN(エヌ)コート種子は、コーティング技術により発芽率が高く、初期成長に優れています

 4. 種まき:効果的な播種のコツ

理想的な種まきのタイミングと方法を押さえましょう。

  • 春(3〜4月)または秋(9〜10月)の穏やかな気温の時期を選ぶ
  • 風のない日に作業
  • 種子を細かい砂と混ぜて均一に播種
  • 種まき後、レーキで表面をかき混ぜ、ローラーや板で軽く鎮圧
  • 寒冷紗や有孔ポリエチレンフィルムで種子を保護

5. 施肥:芝生の健康を支える肥料

肥料選びのポイント

  • 芝生専用の肥料を選ぶ
  • チッソ・リン酸・カリが同じ量でバランス良く配合されているもの
  • 散布時期と量が明記されている製品

施肥のコツ

  • 暖地型芝生:4〜9月に年3〜4回
  • 寒地型芝生:9〜10月と3〜4月に2回
  • 均一に散布し、散布後は葉に水をかける

→ 関連ページ
  芝生の維持4つのポイント

タキイ種苗おすすめ種子

タキイ種苗のおすすめ種子の画像セクション
「タキイ種苗 芝生種子パッケージ集合 - バミューダグラス、センチピードグラス、ケンタッキーブルーグラスなどの芝生種子パッケージが並んでいる製品写真」

暖地型芝草
・バミューダグラス: 「サバンナ2」 「リオ(コート)」
・センチピードグラス: 「ティフブレア」 (2024年3月より販売再開)

種子の購入はこちらからどうぞ

ティフブレアを購入する

寒地型芝草
・ケンタッキーブルーグラス: 「ムーンライトSLT」
・ペントグラス: 「クリスタル(Nコート)」

寒地型芝草混合
・ 「Jターフ2(庭園、公園、ゴルフ場向け)

まとめ

美しい芝生は、正確な知識、適切な準備、そして継続的なケアから生まれます。これら5つのステップを参考に、あなただけの理想の芝生を育ててみてください。

さらに詳しく知りたい方は、タキイ種苗の専門家による栽培ガイドや、地域の園芸センターでアドバイスを受けることをおすすめします。

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