
メダカ愛好家の皆様へ:琵琶湖周辺での重要な発見と私たちにできること
メダカ愛好家の皆様へ重要なお知らせ
最近、滋賀県の琵琶湖周辺で観賞用メダカが野外で発見されたというニュースがありました。在来種の遺伝的特性を乱し、生態系に大きな影響を与える可能性があるため、メダカ飼育者として知っておくべき重要な情報です。
この記事では、観賞用メダカが見つかった事例を踏まえ、メダカの飼育方法を紹介します。
観賞用メダカが発見された事例
- 2023年7月、滋賀県大津市田上里町の池で青メダカ3匹が発見
- 2024年4月、滋賀県大津市下阪本の琵琶湖岸で青体外光メダカ1匹が発見
- 2021年11月、岐阜県美濃市の用水路で幹之(みゆき)メダカが発見
観賞魚ブームでメダカ人気が高まるのに伴い、青メダカなどの改良種の放流が増え、全国の野外水域で相次いで発見されています。
メダカの飼育方法
メダカを室内で飼うのは比較的簡単な事がブームの要因が考えられます。以下を踏まえて飼育しましょう。
- 水換えをこまめに行う
- 水槽の設置後1ヶ月間はろ過フィルターの交換を控えます
- 栄養価の高い餌を与えて健康を維持する
- 稚魚は餌不足で死んでしまう事もあるので、食べやすいサイズの餌をこまめに与える
- 水草育成用照明などで光を確保する
- 水草や浮草の根を入れると、ストレスを軽減できる
その他のポイント
- 体長約3~4cm程度の小さな淡水魚:30cm程度の小型水槽で飼育可能です
- 日光浴を必要とする魚:水槽用照明を用意します
- 水をきれいに保つ:エアポンプとろ過フィルターを用意します
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私たちメダカ愛好家ができること
メダカの寿命は1~2年程度です。この短い期間、しっかりと責任を持って最後まで世話をしてあげましょう。飼育できなくなった場合も、決して野外に放さないようにしましょう。
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