放牧向け【タキイ種苗】暖地型イネ科牧草種子のご案内
放牧は、省力的かつ低コストの生産体系を実現することができます。 牛が運動することで足腰が強くなるなど健康な状態となり繁殖牛においては分娩事故が少なくなります。 タキイ種苗の牧草種子「ギニアグラス」「ローズグラス」「バビアグラス」放牧向けの暖地型イネ科牧草についてご紹介します。
ギニアグラスの特長
排水良好な肥沃土壌に適し、耐干性は強いが耐湿性・耐寒性は弱い。沖縄などでは多年生利用できるが、九州以北では一年生夏作物として利用される。サツマイモネコブセンチュウなどの抑制効果があり、緑肥作物としても利用される。
ローズグラスの特長
ほふく性の多年生植物。耐湿性は中程度だが耐塩性は強く、重粘土を除くほとんどの土壌で生育する。茎が比較的細く、乾草としての利用が多い。南西諸島では、鹿児島県以北では一年草として利用されている。
バビアグラスの特長
暖地型牧草の中では耐寒性や耐霜性があり、干ばつや洪水などの不良環境にも強い。永続性に優れ、放牧にもよく耐える。
播種の注意点
・発芽初期に雑草に被圧されないよう、播種適期前の4月中に除草作業を終え、生育時の雑草との競合を有利にする。
・少しでも初期成育のスピードを上げるため、5月下旬以降の最適期に播種する。
・ギニアグラス、ローズグラス、バビアグラスは、種子が小さめで、あまり深く覆土すると出芽しにくくなるので、1cm程度の浅めの覆土とする。
・浅い覆土による乾燥を防ぐため播種後にしっかり鎮圧をし、土と種子を密着させることで水分が種子に浸透しやすくなり、同時に流亡も防ぐ。
購入についてお問い合わせ
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