ワカサギ養殖を成功させる!成長期に最適な林兼産業稚魚用EP-1の選び方 - 飼料・肥料販売店 富士
ワカサギ

ワカサギ養殖を成功させる!成長期に最適な林兼産業稚魚用EP-1の選び方

「ワカサギ養殖にマス用の飼料を使っても大丈夫?」というご質問をいただきました。

特に成長期(6-8月)の餌選びは養殖成功の鍵。この記事では、ワカサギに適した林兼産業の配合飼料EP-1シリーズについて、詳しく解説していきます。育成に関する不安や疑問を解消しましょう。

ワカサギの特徴と生態

特徴
  • 体長は約10センチと小型で、鱗が細かく、透明感のある姿
  • 新鮮なものは、キュウリのような独特の香りを放つことがある
  • 背びれの後ろに、アユやシシャモと同じく「脂びれ」と呼ばれる小さなひれを持つ
生態
  • 本来は北日本の回遊魚で、海と川を行き来する魚でした。
  • しかし、水質や水温への適応能力が高いため、全国の湖やダム湖に移植され、海に降りることなく一生を淡水で過ごす「陸封型」も多く見られます。
  • 動物プランクトンや他の魚の卵などを食べる肉食性です。 

飼育Q&A

Q.ワカサギ成長期(6月~8月)に有効な配合飼料を探しています。マス用の飼料で育成できると聞きました。

 A.マス稚魚用EP-1が適切だと考えられます。ワカサギと似た食性を持つため、マス用飼料の栄養バランスがワカサギの成長にも適しています。特に稚魚期は高タンパク質が必要で、マス稚魚用EP-1はその条件を満たしています。

また、アユ稚魚用EP-1も選択肢の一つとしておすすめです。

Q.ワカサギ成長期(6月~8月)飼料管理のポイント

 A.夏季の成長期は水温が上がり、ワカサギの活動が活発になる時期です。この時期に適切な飼料を与えることで、効率的に育成サイズまで成長させることができます。

Q. 給餌量の目安を教えてください。

 A. 魚体重の3-5%程度が目安です。水温や魚の活性を見ながら調整してください。

Q. 保存方法は?

 A.密封し、高温多湿を避けて保存してください。冷蔵保存を推奨しておりますが、常温保存でも問題ないとのことです。

 

EP-1シリーズの選び方

ワカサギの大きさに応じて、適切な粒サイズを選びましょう。

魚体サイズと粒径の目安
 ・孵化直後~1cm: 0.3-0.5mm(微粒タイプ)
 ・1-3cm: 0.5-1.0mm(小粒タイプ)
  ・3cm以上: 1.0-1.5mm(中粒タイプ)

※稚魚の成長や摂餌状況を観察しながら、段階的にエサをサイズアップしていくことをおすすめします。

飼料の購入はこちらからどうぞ

まとめ

ワカサギ養殖の成功には、成長期(6-8月)の適切な餌選びが重要です。

成長期の飼料管理3つのポイント:
1. 水温が上昇する夏季は、魚の活性に合わせて給餌量を調整
2. 高タンパク質のマス稚魚用EP-1・アユ稚魚用EP-1で効率的な成長を促進
3. 稚魚のサイズに応じた粒サイズの選択で、食べ残しを防ぎ水質を維持

林兼産業のマス稚魚用EP-1・アユ稚魚用EP-1は、信頼性の高い配合飼料です。是非ご利用ください。

 LINE公式アカウント 

飼料肥料販売店 富士の公式ネットショップです。養魚飼料を中心に家畜飼料・肥料・牧草種子・景観用種子・野菜種子ご準備しております。

こちらの記事も読まれています。

  • 初心者からプロまで愛用! 【林兼産業】 稚魚から成魚まで対応する選び方とサイズ別一覧初心者からプロまで愛用! 【林兼産業】 稚魚から成魚まで対応する選び方とサイズ別一覧 鯉の飼育は、その美しさや存在感から日本の伝統的な趣味として愛されてきました。美しい錦鯉を育てるには、成長段階に合わせた適切な飼料選びが重要です。 本記事では、養鯉場から自宅の池まで幅広く使用されている林兼産業の鯉飼料について、種類別の特徴や使い分け、2025年3月の最新商品改定情報まで詳しく解説します。 林兼産業の鯉飼料が選ばれる理由 林兼産業の鯉飼料は、以下の特長によ […]
  • 香川県の水産試験場で「完全養殖」に成功したイイダコと今後の課題香川県の水産試験場で「完全養殖」に成功したイイダコと今後の課題 イイダコの完全養殖成功について 香川県の水産試験場が、イイダコの完全養殖に世界で初めて成功しました。 イイダコは、天ぷらや煮物、おでんの具材として人気がありますが、近年漁獲量が激減しています。 2002年には210トンあった漁獲量が、2023年には1.7トンと120分の1まで落ち込んでいます。 この激減は、海の環境の変化や捕食者の増加、レジャー釣りによる過剰な捕獲 […]
  • 林兼産業「ホワイトフロート育成7号」レビュー | フグ・ヒラメ養殖飼料の特徴と実績林兼産業「ホワイトフロート育成7号」レビュー | フグ・ヒラメ養殖飼料の特徴と実績 林兼産業の「ホワイトフロート育成7号」は、全国の養殖業者から高い評価を得ているフグ・ヒラメ用浮上性飼料です。 本記事では、製品の特徴、実際のユーザーレビュー、さらに錦鯉養殖での意外な使用例まで、詳しくご紹介します。養殖の効率化と品質向上を目指す方は、ぜひ最後までご覧ください。 ホワイトフロート育成7号の製品特徴 対象魚種とサイズトラフグ: […]
  • ヒラメ、金魚の飼育からカメの飼育まで – 【日清丸紅飼料】「ヒラメEP」シリーズヒラメ、金魚の飼育からカメの飼育まで – 【日清丸紅飼料】「ヒラメEP」シリーズ 日清丸紅飼料の「ひらめEP」シリーズは、もともとヒラメ養殖用に開発された飼料ですが、高嗜好性で消化吸収に優れていることから、観賞魚の餌としても広く利用されています。EP(エクストルーダーペレット)タイプであるため、水中で崩れにくく、飼育水を汚しにくいという特徴があります。 こんな方に ・ヒラメの養殖業者:ヒラメの健康と成長を促進する栄養素が豊富に含まれており、生産効率を向 […]
  • 【養殖魚の健康管理】エサ選びと水の管理・病気対策のコツ【養殖魚の健康管理】エサ選びと水の管理・病気対策のコツ 養殖魚の健康管理は、安定した収穫と高品質な水産物の供給に直結する、養殖業者にとって欠かせない重要課題です。この記事では、現場で実践できる「飼料選び」「水質管理」「病気予防」「ストレス対策」など、魚を健康に育てるためのポイントをわかりやすく紹介します。 養殖のメリットと持続可能性 安定供給: 天候に左右されず、計画的な生産と出荷が可能 品質の安定: […]
PAGE TOP